【防犯】なぜ我が家の情報が?巧妙化する特殊詐欺の「名簿」の正体と今すぐできる対策

こんにちは、白田石材です。 日々、地域の皆さまと接する中で、最近特に心配な声として耳にするのが「特殊詐欺」のニュースです。警察庁の発表によると、SNS型投資・ロマンス詐欺なども含めた被害額は非常に大きな規模に達しており、特に「自分は大丈夫」と思っている中高年・高齢者世代が狙われるケースが後を絶ちません。
なぜ、見ず知らずの詐欺グループが、こちらの名前や年齢、家族構成まで知っているのでしょうか? 今回は、彼らが情報を仕入れるルートと、家族を守るための防犯対策をわかりやすく解説します。
1. 詐欺グループはどこで「あなたの情報」を仕入れているのか?
「うちは電話帳にも載せていないし、怪しいサイトも見ていないから大丈夫」と思っていませんか? 実は、詐欺グループ(いわゆる『トクリュウ』などの匿名・流動型犯罪グループ)は、私たちが思いもしない巧妙なルートで「カモリスト(闇名簿)」を作成しています。

主な情報流出ルート
- 過去の「正規の買い物データ」の流出・転売 かつて利用した通信販売、布団や健康食品の購入履歴、あるいは過去のアンケート調査などの顧客データが、サイバー攻撃や不正な転売によって闇市場に流出しているケースです。「過去に高額な商品を買ったことがある=お金に余裕がある、断りにくい性格」と判断され、ターゲットにされます。
- 「アンケート」や「不用品買い取り」を装ったアポ電 「地域の高齢化に関する調査です」「ご不要になった着物や貴金属はありませんか?」といった、一見何気ない電話や訪問のフリをして、資産状況や日中の在宅時間を聞き出す手口です。ここで答えた内容が、そのまま次の犯罪の「下見データ」になります。
- SNSやインターネット上の情報 スマートフォンの普及に伴い、シニア層でもSNSを利用する方が増えました。孫の写真、旅行の投稿、趣味の書き込みなどから、家族構成や生活水準、さらには「現在留守にしているかどうか」まで特定されてしまうことがあります。
2. 【2026年最新】さらに巧妙化する新時代の手口
最近の特殊詐欺は、従来の「オレオレ詐欺」だけではありません。スマートフォンの画面や最新技術を巧みに悪用してきます。
特に警戒すべき手口
- ニセ警察・ニセ役所からの「ビデオ通話」 警察や総務省、税務署などの職員を名乗り、「あなたの口座が犯罪に悪用されている」「還付金の手続きが必要」とスマホに連絡が入ります。さらに信用させるために、警察の制服を着た人間(AIで合成された偽物やサクラ)とビデオ通話をさせ、画面越しに偽の警察手帳を見せて安心させ、ネットバンキングからお金を振り込ませる手口が急増しています。
- AIを使った音声・画像の偽装 AI技術の進化により、本物の息子の「声」を少しの音声データから再現し、電話をかけてくるケースも報告されています。文字のやり取りでも、翻訳機特有の不自然さが消え、本物の公式LINEやメールと見分けがつかない「偽の警告画面」で電子マネーを要求してきます。

3. 大切な資産と家族を守る!今日からできる3つの防犯対策
詐欺師たちは「慌てさせること」「孤立させること」のプロです。接触させない仕組み作りと、万が一の時の心がけが命を守ります。
① 固定電話は「常に留守番電話」か「対策機器」を
最も確実なのは、詐欺師の声を聞かないことです。家の固定電話は常に留守番電話に設定し、相手の名前と用件を確認してから折り返す癖をつけましょう。また、自治体などが推奨・配布している「警告・自動録音機能付きの防犯電話機」や、国際電話からの着信をブロックする設定も非常に有効です。
② スマホには「防犯アプリ」を導入する
警察庁などが認定している防犯アプリ(例:警視庁の「デジポリス」など)を活用しましょう。怪しい番号からの着信時に画面で警告してくれたり、フィッシングサイト(偽のウェブサイト)へのアクセスを遮断してくれたりするため、中高年・高齢者世代のスマホには必須の防衛策と言えます。
③ 家族間での「合言葉」と「相談のルール」を決めておく
どれだけ手口が巧妙になっても、最後に踏みとどまるための砦は「家族」です。 「お金の話が出たら、一度電話を切って必ず元の番号にかけ直す」 「家族しか知らない合言葉を決めておく」 といったルールを、お盆や年末年始など、家族が集まるタイミングでぜひ話し合ってみてください。

まとめ:違和感を覚えたら、まずは相談を
特殊詐欺グループは、私たちの「優しさ」や「焦り」につけ込んできます。「自分だけは引っかからない」という楽観バイアス(思い込み)を捨て、少しでも不審に思ったら、お金を動かす前に必ず家族や警察の専用相談窓口(#9110)に相談してください。
私たち白田石材も、地域の皆さまが安心して健やかに暮らせる街づくりを、これからも応援してまいります。
出典
- 警察庁・SOS47 特殊詐欺対策ページ(令和8年・2026年 認知・検挙状況)
- 政府広報オンライン「特殊詐欺対策アプリについて」(令和8年4月掲載)
- 警視庁「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ)最新の手口と対策」


