水抜き穴(みずぬきあな)
- 読み方: みずぬきあな
- 基本的な意味: お墓を囲う外柵(がいさく)の角や、花立(花筒を入れる石)の底などに、あえて開けられている小さな穴のことです。雨水が溜まらないように外へ逃がす役割があります。
- 【地域事情】山形のお墓づくりで気をつけること: 大江町をはじめとする山形の厳しい冬においては、この穴が最も重要な役割を果たします。もし水が溜まったまま冬を迎えると、カチカチに凍って膨張し、硬い御影石を内側から真っ二つに割ってしまう「凍害(とうがい)」を引き起こします。
- 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): お盆のお墓掃除で意外と見落としがちなのが、この水抜き穴です。長年の泥や落ち葉が詰まって水はけが悪くなっているお墓をよく見かけます。お盆の終わりに、使い古した歯ブラシや細い棒などでこの穴の詰まりをツンツンと押し出して綺麗にしておくだけで、冬の凍結による墓石の割れを防ぐ立派なメンテナンスになります。

