白木位牌と本位牌(しらきいはいとほんいはい) / ご納骨と字彫りに向けた「49日」のタイムリミット

  • 基本的な意味: お葬式の際に祭壇に置かれる仮の木製位牌(白木位牌)から、仏壇に長く安置する漆塗りなどの正式な位牌(本位牌)へと魂を移し替えること。一般的に四十九日の法要に合わせて行われます。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形では、この四十九日の法要に合わせて「お墓への納骨」と「墓誌(戒名板)への追加彫刻」を同時に済ませるご家庭が多く見られます。しかし、秋口にご不幸があった場合、四十九日を待っている間に本格的な降雪シーズン(11月下旬以降)に突入してしまい、現場での石の字彫りや納骨作業が春まで物理的に延期になるケースがよく発生します。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 仏壇店に本位牌の制作を頼むと約2週間かかりますが、実はお墓の文字彫刻も原稿作成から現場作業まで2〜3週間ほどかかります。ご家族の中には「お寺から位牌が完成して届いてから、石屋に連絡しよう」と待ってしまう方がいますが、それでは四十九日に間に合いません。「仏壇店に本位牌を注文したその日」に、私たち石屋にも白木位牌の写真(戒名がわかるもの)をLINE等で送っていただくのが、法要に間に合わせるための最も確実なスケジュール管理です。