お墓の地震保険(おはかのじしんほけん) / 毎月の掛け金よりも優先すべき「倒壊予防」

  • 基本的な意味: 住宅の火災保険や地震保険では対象外となる「屋外の墓石」に対し、地震による倒壊や土砂災害などの損害を補償するお墓専用の損害保険のことです。一般的に、既存のお墓で月額1,500円〜2,000円程度、新しく建てるお墓で月額3,000円程度の掛け金が相場となっています。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 東北地方で頻発する大型地震に加え、近年は山形県内でも局地的な豪雨による土砂崩れなどが増加しています。山の斜面に造成されたみなし墓地などでは、お墓本体に問題がなくても「地盤ごと崩れてしまう」という予測不可能な災害リスクがあるため、万が一の備えとしてお客様から保険についてご相談を受ける機会が増えています。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 当店では直接保険の販売は行っておりませんが、加入を検討される前に一つお伝えしたいことがあります。それは「壊れた後に直すための保険料」を毎年2万〜3万円払い続けるよりも、まずは「地震が来ても倒れないための免震施工」を施す方が、結果的にご負担が少なくなることが多いという事実です。すでにあるお墓でも、古いセメント目地を切り直して地震に強い弾性接着剤を入れるリフォームは可能です。永遠に掛け金を払い続ける前に、まずは足元の根本的な地震対策(予防)にお金をかけるのが、石屋としての率直なおすすめです。