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- 基本的な意味: 本格的な積雪を迎える前の10月〜11月頃、お墓に設置されている灯籠(とうろう)や塔婆立て、置物などを、雪の重みで倒壊しないように木材や縄、ネットなどで保護する作業のことです。
- 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形の冬場は、積もった雪が重く締まり、それが春先に少しずつ沈み込む「雪圧(せつあつ)」という強力な下向きの力が発生します。この雪圧によって、固定されていない灯籠の傘石がズレて落下したり、最悪の場合は石そのものが折れてしまう事故が毎年必ず起きています。
- 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): ホームセンターで買ってきた厚手の「ビニールシート」で石をすっぽりと隙間なく包んでしまう方がいらっしゃいますが、実はこれは危険です。密閉すると日中の寒暖差でシートの内側にたっぷりと結露が発生し、夜間にその水分が石の目地で凍結して膨張し、逆に石を割ってしまう(凍害)原因になります。雪囲いをする際は、風通しの良い「寒冷紗(かんれいしゃ)」や透水性のネットなどを使用し、石が呼吸できる状態を保つのがプロの冬支度です。
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