角欠け(かどかけ) / お墓の雪かきで最も多い「人為的な事故」

  • 基本的な意味: 墓石の角(エッジ)部分に硬いものがぶつかり、石がポロッと割れて欠けてしまう現象です。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形の冬場から春先のお彼岸にかけて、雪に埋もれたお墓を掘り起こす(雪下ろしをする)際にこの事故が多発します。見えない雪の下に石があることを忘れ、勢いよくスコップを突き刺してしまうのが一番の原因です。一度欠けた石は、パテで補修しても完全に元の美しい姿には戻りません。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): お墓の雪かきをする際は、「絶対にプラスチック製のスコップ(ポリカーボネート製など)」以外は使わないでください。 鉄製やアルミ製のスコップ(金スコ)が少しでも石に当たると、驚くほど簡単に角が欠けてしまいます。車に積んである鉄スコップをそのまま使うのは厳禁です。雪国で大切なお墓を守るための、私たち石屋からの切実なお願いです。