自筆証書遺言書保管制度(じひつしょうしょゆいごんしょほかんせいど) / お墓の跡継ぎ問題を防ぐ「法務局の新しい金庫」

  • 基本的な意味: ご自身で手書きした遺言書を、国(法務局)がわずか3,900円の手数料で、改ざんや紛失の心配なく安全にデータと原本で保管してくれる公的な制度のことです(2020年スタート)。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 実家やお墓の継承、あるいは将来の墓じまい費用を誰が負担するかについて、口約束やエンディングノート(法的効力がない)だけでは、親の死後にご兄弟間で「言った・言わない」の争いになり、お墓の手続きが完全にストップしてしまう事案が増えています。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 昔は確実な遺言を残そうとすると「公正証書遺言」を作成するために数万円〜十数万円の費用がかかり、敷居が高いものでした。しかし、この新しい保管制度を使えば、安価かつ確実に「お墓(祭祀財産)は長男に託し、その代わり〇〇の預金を多めに残す」といった法的に有効な指定を残すことができます。「うちの家族に限って揉めないだろう」という油断が一番危険です。お墓の承継トラブルを未然に防ぐ、現在最強の終活ツールとして強くおすすめします。