白華現象・エフロ(はっかげんしょう・えふろ) / お墓に浮き出る白い汚れの正体

  • 基本的な意味: 墓石の継ぎ目や基礎コンクリートから、内部のセメント成分が水分とともに溶け出し、表面で空気に触れて白い結晶となって固まる現象です。専門用語で「エフロレッセンス」とも呼ばれます。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 夏の猛暑で石が熱せられ、その後の秋雨で水分を吸い込む寒暖差の激しい初秋は、この白華現象が最も表面化しやすい時期です。「秋彼岸の掃除に来たら、お墓の角に白いカビのような石灰がこびりついていた」という相談が9月に急増します。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 炭酸カルシウムとして固まっているため、水洗いや普通のタワシで擦ってもビクともしません。だからといって、トイレ用などの強力な酸性洗剤を自己判断で使うのは厳禁です!御影石に含まれる鉱物成分が化学反応を起こし、石のツヤが一瞬で消えたり、黄色く変色したりして取り返しがつかなくなります。専用の除去剤やプロの研磨が必要ですので、秋彼岸の点検で見つけたら無理に削らずご相談ください。