居士・大姉(こじ・だいし) / 戒名(かいみょう)における位(ランク)の一つ

  • 基本的な意味: 仏教において、故人が仏弟子となった証としてお寺様から授かる「戒名」の下につけられる「位号(いごう)」のことです。成人男性には「居士」、成人女性には「大姉」が用いられます。一般的な「信士(しんじ)・信女(しんにょ)」よりも、お寺や社会に対してより深く貢献した方に与えられる、一つ上の高い位とされています。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 代々続くお墓や菩提寺(お付き合いのあるお寺)を大切にする山形では、墓誌(名前を彫る石の板)に並んだご先祖様の戒名を見て、「おじいちゃんもお父さんも『居士』だから、今回も同じ位に揃えなければいけないのでは…」とプレッシャーに感じてしまうご遺族が少なくありません。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 実は、この「位」によって、お寺様へお渡しするお布施(戒名料)の目安が十万円〜数十万円単位で大きく変わってきます。「ご先祖様と位が違うと、石に彫った時に見栄えが悪いのでは?」と心配される方もいらっしゃいますが、全く気にする必要はありません。ご供養で一番大切なのは、残されたご家族が無理をしないことです。位をどうするか迷われたら、見栄を張らずにお寺様へ「今回は信士・信女でお願いできますか」と素直にご相談してみてください。私たち石屋は、どのようなお位であっても、バランス良く美しく心を込めて彫刻いたします。