墓石の目地(めじ)切れ / コーキング劣化

  • 読み方: ぼせきのめじぎれ / こーきんぐれっか
  • 基本的な意味: お墓の石と石の隙間(継ぎ目)を埋めている、ゴム状の接着剤(シリコンコーキング)やセメントが、経年劣化によってひび割れたり、剥がれて隙間が空いてしまったりする状態のことです。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気をつけること: 山形のように冬に大量の雪が積もる地域では、この「目地(めじ)」の傷みが一番の天敵です。目地が切れた隙間から雪解け水が内部に侵入し、それが夜間の冷え込みで凍結して膨張すると、重い御影石を内側から押し上げてズラしてしまったり、最悪の場合は石を割ってしまいます。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): お盆のお掃除の際、石と石の隙間に黒ずんだカビが生えていたり、触るとボロボロと崩れてくるようであれば、それは「目地切れ」のサインです。「少しくらいの隙間なら大丈夫だろう」と放置せず、雪が降る冬を迎える前に、古い目地を綺麗に取り除き、新しい耐寒性の高いコーキング材を打ち直す「目地補修」を行うことを強くおすすめします。お墓の寿命を延ばすための、最も基本的で重要なメンテナンスです。