びしゃん加工(びしゃんかこう) / 滑り止めにもなる伝統的な表面仕上げ

  • 基本的な意味: 「びしゃん」と呼ばれるピラミッド型の細かい突起がついた特殊なハンマーで石の表面を叩き、細かな凹凸をつける伝統的な加工方法です。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 全面をピカピカに磨いたお墓は雪が滑り落ちやすいメリットがありますが、階段や参拝で足を乗せる部分まで磨いてしまうと、冬場はスケートリンクのように滑って大変危険です。山形では、足元にこの「びしゃん加工」を施して滑り止めにする工夫が欠かせません。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 最近は「掃除がしやすいから全部ツルツルに磨いてほしい」というご要望も多いのですが、安全第一です!水に濡れたり雪が積もったりした時のツルツルの石は本当に危ないため、歩く部分には必ずこのびしゃん加工や、以前ご紹介した小叩き加工などをご提案して、安全にお参りできるよう工夫しています。