遺贈寄付(いぞうきふ) / 家族ではなく「社会」へ財産を託す終活
- 基本的な意味: 遺言書によって、自分の残した財産(現金や不動産など)を、親族ではなくNPO法人や自治体、大学などの団体に寄付することです。身内に遺すよりも社会の役に立てたいと考える高齢女性などで、ここ10年間で希望者が倍増し年間400億円規模に拡大しています。(2026年現在)
- 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形でもおひとりさま世帯が増えており、「自分のお墓にお金をかけるくらいなら一番安い合祀墓で済ませ、残った貯金は生まれ育った故郷の自治体や、保護動物の団体に寄付したい」というご相談を受けることが増えてきました。
- 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): ここで注意が必要なのは、「今ある古いお墓の土地や墓石」をそのまま団体へ寄付することはほぼ不可能だということです。寄付を受ける側も、維持や解体費用がかかる厄介な不動産や墓所は受け取れません。遺贈寄付を成功させるには、ご存命のうちに「墓じまい」を済ませて石を撤去し、財産を現金化(整理)しておくことが絶対条件になります。

