残土処理(ざんどしょり) / 墓石の下に隠れた「土の処分費」

  • 基本的な意味: お墓の基礎工事を行う際、あるいは墓じまいで基礎コンクリートを撤去した際に発生する不要な土(建設発生土)をダンプカーで搬出し、法令で定められた指定の処分場へ運んで適切に処理することです。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形のような寒冷地では、冬の凍上(土中の水分が凍って膨張する現象)でお墓が傾かないように、基準より深く地面を掘り下げて分厚い基礎を作ります。つまり、新しいお墓を建てる時も、古いお墓を壊す時も、全国平均に比べて「掘り出す土の量(残土)」が圧倒的に多くなります。近年、環境保護の観点から残土処分の法律が大変厳しくなっており、適正な処分費が高騰しています。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): ネットの「墓じまい一式〇〇円」という安い見積もりには、この大量の残土処分費が含まれていないことがよくあります。工事後に「想定より土が出たから」と高額な追加請求をされたり、悪質な業者が処分代を浮かすために山林へ土を不法投棄するリスクも潜んでいます。お見積もりの段階で「残土の処分費は含まれていますか?」と確認することが、誠実な業者を見極める重要なポイントです。