霊号・諡(れいごう・おくりな) / 神道における「戒名」と文字彫刻のルール

  • 基本的な意味: 仏教における「戒名」にあたるもので、神道で故人に贈られる名前のことです。仏教のように全く新しい名前を授かるのではなく、故人の「生前のフルネーム」のあとに、年齢や性別に応じた尊称(大人・刀自など)と、「命(みこと)」という言葉を繋げて構成されます。
  • 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形で秋の彼岸明け以降に「年内の追加彫刻」をご依頼いただく際、神道の場合は文字数に注意が必要です。仏教の戒名は概ね6〜9文字程度ですが、神道の霊号は「生前の名前+尊称+命」となるため文字数が多くなる場合も有ります、墓誌(霊璽碑)の1行あたりのスペースに綺麗に収めるための緻密なレイアウト調整(文字サイズの縮小や行間の計算)が石屋に求められます。
  • 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 霊号はご神職様が白木に書いたものをそのまま石に彫るため、普段見慣れない旧字体や異体字が含まれることがよくあります。彫刻前に石屋からお出しする原稿(文字の確認用紙)は、ご家族でしっかりと字体をチェックしていただくことが大切です。