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- 基本的な意味: お墓の墓誌などに彫られた名前の中で、文字の溝に「赤い塗料」が入れられているもののことです。これは「寿陵(じゅりょう)」といって、生きているうちに自分のお墓を建てた方や、まだご健在のご家族の名前であることを示しています。
- 【地域事情】山形のお墓づくりで気を付けること: 山形でも「子供たちに将来の建墓の負担をかけたくない」と、親御さんがお元気なうちにお墓を建てる寿陵が一般的になりました。雪降る冬も、うだるような夏も、この赤い文字は「私はまだここで元気に、ご先祖様と一緒にお墓を守っているよ」という、力強い生命力のシンボルとしてお墓に刻まれています。
- 職人のホンネとアドバイス(ここだけの話): 月日が流れ、その方が天寿を全うされてご先祖様の元へ旅立った時、私たち石屋が現場へ赴き、この朱色の塗料を丁寧に洗い落として周囲と同じ元の石の色に戻します。この「朱を抜く」作業は、生きている家族の証から、永遠の命へとバトンが渡されたことを意味する、非常に美しく、そして少しだけ胸が熱くなる瞬間です。赤い文字を見つけたら、「元気に長生きしてね」と心の中で声をかけてあげてください。
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