供養の新しい形:両家墓・パートナー墓・個人墓とは?【有限会社白田石材】
「お墓」と聞くと、先祖代々受け継がれる「〇〇家之墓」という形を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。しかし、核家族化や少子高齢化、ライフスタイルの多様化が進む現代において、お墓のあり方も変化しています。
「子どもがいないけれど、自分たちのお墓はどうしよう?」 「遠方に住む実家のお墓を管理するのが難しい…」 「夫婦それぞれ異なる宗派だけど、一緒のお墓に入りたい」
このようなお悩みを抱える方のために、近年注目されている新しい供養の形、「両家墓(りょうけばか)」「パートナー墓」「個人墓」について、有限会社白田石材が詳しく解説します。

現代のニーズに応える新しいお墓の形
1. 両家墓(りょうけばか):二つの家を一つに結ぶお墓
両家墓とは、結婚した夫婦それぞれの実家の姓を一つのお墓に刻み、両家の故人を一緒に供養するお墓のことです。主に、嫁いだ方が実家のお墓を継ぐ人がいない場合や、両家が遠方にあり、それぞれのお墓参りが難しい場合に選ばれることが多くなっています。
両家墓のメリット
- 管理の負担軽減: 二つのお墓を管理する手間や費用を一つにまとめることができます。
- 家族の絆を深める: 夫婦それぞれのルーツを大切にし、両家のつながりを形にできます。
- 承継者問題の解消: 実家のお墓を継ぐ人がいない場合に、供養の場所を確保できます。
両家墓の注意点
- 両家のご親族の理解と合意が不可欠です。事前にしっかりと話し合いましょう。
- 石碑に刻む文字やデザインについて、両家の意向を反映させる必要があります。

2. パートナー墓:血縁にとらわれない新しい絆の形
パートナー墓とは、夫婦や事実婚のパートナー、あるいは血縁関係のない親しい友人同士など、血縁関係にとらわれず、共に生きた人々が一緒に入るお墓のことです。多様な生き方が尊重される現代において、人生のパートナーと永遠の眠りにつきたいと願う方々に選ばれています。
パートナー墓のメリット
- 自由な供養の形: 従来の家族の枠にとらわれず、自分たちにとって大切な人たちと共に入ることができます。
- 未来を見据えた選択: 承継者がいない場合でも、永代供養付きのパートナー墓を選ぶことで、将来の不安を軽減できます。
- 個性を表現: デザインやメッセージに自由度が高く、二人らしいお墓を建立できます。
パートナー墓の注意点
- 一般の墓地では、パートナー墓が認められない場合もありますので、事前に確認が必要です。
- 将来的に承継者がいなくなる可能性も考慮し、永代供養の選択肢も検討することが重要です。

3. 個人墓:自分らしい「終の棲家」
個人墓とは、特定の個人だけが入るお墓のことです。単身の方や、家族に負担をかけたくないという方、あるいは「自分らしい供養の形を選びたい」と考える方に選ばれています。近年では、樹木葬や納骨堂の一区画を利用した個人墓も増えています。
個人墓のメリット
- 自由な選択: 自分の意志で供養の場所や方法を決めることができます。
- 家族への負担軽減: 家族がお墓を管理する手間や費用を心配する必要がありません。
- シンプルな供養: 家族関係に縛られず、個人の意思を尊重した供養が可能です。
個人墓の注意点
- 永代供養が付いていない場合、将来的に無縁仏となる可能性があります。
- 家族や親族に理解を得るための話し合いが必要になる場合もあります。
有限会社白田石材が新しいお墓選びをサポートします
新しいお墓の形は、多様化する現代社会において、供養の選択肢を広げるものです。しかし、それぞれにメリット・デメリットがあり、家族やご自身の状況に合わせて慎重に検討する必要があります。
有限会社白田石材では、お客様一人ひとりのご要望や家族構成、ライフスタイルに合わせた最適な供養の形をご提案しております。両家墓、パートナー墓、個人墓に関するご相談はもちろん、墓石の種類やデザイン、費用に関する疑問など、どんな小さなことでもお気軽にお尋ねください。
地元山形・寒河江で長年培ってきた経験と知識で、皆様の「終の棲家」選びを誠心誠意サポートさせていただきます。お見積もりやご相談は無料です。どうぞお気軽にお問い合わせください